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台湾との交流

2023年2月 初の台湾訪問による現地調査と交流

 台湾史前文化博物館(史前館)との協定を踏まえ、対面による交流を開始しました。史前館から招待いただき、去る2月7日(火)~12日(日)の6日間にわたり、鳥居龍蔵記念博物館4名が台湾を訪問し、現地調査を行いました。史前館康楽本館(台東市)と分館である南科考古館(台南市)の視察のほか、かつて鳥居が訪れたパイワン族の集落跡(旧社)、現在の集落などの踏査と交流を行いました。現地メディアの取材まであり、驚きましたが、1世紀以上も前の鳥居の調査を追体験するとともに、先住民族の文化の継承などの現代的課題について考えることのできた貴重な機会でした。
行き届いたお世話をくださった史前館の皆様、歓迎してくださった各集落の皆様に、心から感謝しています。

 
2/8 史前館本館   2/8 史前館本館(収蔵庫) 
 
2/9 現地調査   2/9 現地調査 
 
2/9 地元のみなさんとの交流会   2/10 現地調査 
 
2/10 現地調査    2/10 現地調査
 
 2/10 当館に贈られた感謝状   2/11 聞き取り調査 

2022年9月 国立台湾史前文化博物館との交流協定締結

 コロナ禍による制約が大きい中、鳥居龍蔵記念博物館では台湾史前文化博物館との交流を重ねてきました。この関係を深め、しっかりとした連携を推進するため、交流協定を締結することになりました。
 そこで、2022年9月13日、オンライン方式により、協定の締結式を行いました。両館の館長が覚書にサインし、新たな一歩を踏み出すことができました。

 

2022年6月 国立台湾史前文化博物館とのオンライン研究会

 鳥居龍蔵記念博物館では、昨年度から台湾史前文化博物館との交流に取り組んでいます。折に触れて、双方の間で交流事業について協議してきましたが、去る6月11日(土)には1年ぶりとなるオンライン研究会を開催しました。両館の橋渡しをしていただいた宮岡真央子氏(福岡大学)にも参加いただきました。
 今回は、具体的な資料などに即した知見や研究課題についての報告とそれについての質疑応答を行いました。当館からは、「原住民族とのファーストコンタクト」と題して、鳥居による第1回台湾調査のフィールドノートを紹介しました。史前文化博物館からは「鳥居龍蔵台湾研究現像計画」と題して、鳥居の第3・4回調査の行程に関する復元的調査の計画、今後の交流事業についての考え方を示していただきました。
 報告の後には、交流についての具体的な計画について話し合いました。相互に台湾と徳島を往来しながら、調査や議論のできる日を待ち遠しく思うばかりです。

2021年5月 国立台湾史前文化博物館とのオンラインシンポジウム

鳥居龍蔵記念博物館では、宮岡真央子氏(福岡大学教授・台湾中央研究院民族学研究所訪問研究員)のご尽力をいただき、国立台湾史前文化博物館との間で、鳥居龍蔵の台湾調査関係資料を活用した相互交流に向けて取り組み始めています。
すでに、去る3月21日に開催した国際シンポジウム「鳥居龍蔵と現代社会」に際しては、王長華館長から丁重なメッセージをいただき、会場にて披露したところです。
そして、5月4日(火)には、両館スタッフの顔合わせと交流の第一歩としてオンラインシンポジウムを開催しました。双方の館とスタッフの紹介、台湾に滞在中の宮岡氏の講演「鳥居龍蔵の台湾研究」とこれをめぐるコメント、その他の意見交換という内容でした。
交流のキックオフとして、密度の高い時間を共有することができました。



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